1時間20分ほどのドライブでまずはスタークフォンテン洞窟に到着,ここは別名人類のゆりかごとも呼ばれている.これは1947年にこの地で初期の人類(猿人)といわれるアウストラロピテクス・アフリカヌスの化石が発見されたからだ.周辺は高原地帯といった趣で,背丈の低い草が生えている.入り口でチケットを渡されるのだが,通常のカードタイプではなく手首に巻くブレスレットタイプだった.
トイレを済ませてまずは隣接する博物館の見学,ここには地球誕生から始まって生命の誕生,進化,そして人類の誕生,進化といったテーマの解説がされている.ここでもガイド氏が細かく解説してくれて興味深かった.人類が人類たるゆえんは二足歩行の開始であることは広く認められているところであるが,一方で類人猿がなぜ二足歩行を獲得して人類になったのかはいまだ謎が多いとされている(もともと樹上生活をしていたものが,気候変動で森林が後退したため地上に降りて二足歩行を開始したいわれているが反論も多い. |
スタークフォンテン洞窟に隣接するレセプション棟 |
腕に巻くタイプのチケット |
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