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南部アフリカ旅行記(2)


2018年1月19日(金)


成田空港にて
 今回の旅行,出発は1月19日金曜日である.前述のとおり成田−(ANA)−香港−(南アフリカ航空)−ヨハネスブルクという予定が変更になり,成田−(エチオピア航空)−アジスアベバ−(エチオピア航空)−ケープタウンという流れになった.これに伴い成田出発が1時間くらい遅くなったため,この日職場を出たのは15時過ぎである.東海道新幹線と成田エクスプレスを乗り継いで成田空港第1ターミナルに到着したのは17時30分ごろだった.
 地下のホームからエスカレーターを何度も乗り換えて出発ロビーへ(どうでもいいけどエスカレーターを乗り換える際にいちいち反対側に回り込まなければならないのはどうにかならないだろうか),まず向かったのは両替屋である.日本円を米ドルに換えようとしたら,係員に「南アフリカに行くのならランドもありますよ」といわれた.ただこの時点では「大丈夫です」と答えて立ち去る(理由は現地で替えればいいやくらいに思ってたから).続いて向かうのはWiFiルーターレンタルのカウンターだ.今回訪問するケープタウンやヨハネスブルグはホテルのネット環境も充実しているため不要かなとも思ったのだが,過去にそういうホテルでもWiFi環境が不安定で苦労したこともあり,最近は念のための予備としてレンタルすることが多い.
 この後スーツケースの受け取りに宅配カウンターへ(スーツケースが最後になるのはもちろんなるべく荷物を持って歩く時間を減らすため).ここであらかじめ送っていたスーツケースを受け取り,コートを預ける.その後柱の陰で最後の荷物の詰め替えをして,いよいよルックJTBの団体カウンターに行った.名前を名乗ってeチケットの控えや各種クーポンをもらって受付完了である.ここで初めて今回の旅行の添乗員さんと顔を合わせる.今回は久々に女性だった.
 カウンターでこれからの流れ等の説明を受ける.参加者は8人であること,最終日のライオンパークは全員が参加することになったために代金が半額になったこと(笑)などが知らされた.ここで両替の有無を聞かれたのでドル両替を済ませたと答えたら,南アフリカランドも1万円分くらいは替えた方がいいといわれた(汗).
 

定番旅ノートの開始

品川駅の掲示板

今回は成田エクスプレス
 
 その後は航空会社のカウンターでチェックインとなる.行列はさほどでもないのだが,これが結構時間がかかる.ふと隣りのカウンターを見たら日本語がペラペラな黒人男性が手続きをしていた.なんでもラゴスまで行くらしい.ラ,ラゴス!ナイジェリアの首都じゃないか!すごいなと感心する自分だった.
 チェックインを済ませた後,近くにあった両替屋でランドに交換しようとしたらここにはないと言われ,結局さっきの両替屋を勧められることになる.「さっき断ったばかりだからちょっと恥ずかしいな」と思ったが,幸いさっきとは違うカウンターだったので大丈夫だった.
 その後は特にすることもないので,さっさとセキュリティを抜けることにする.不要な荷物はすべてバックパックに詰めて機械に通す.セキュリティゲートは昨年2月にラオスに行った際はまだ従来型だったが,今回はいつの間にか全身スキャン型になっていた.

成田空港第1ターミナル

すごい数の国際線
 
 セキュリティに続いては出国審査,一番短い列に並んだはずだが,2〜3人前の外国人(と思われる)が手間取っていて,気が付いたら周辺の列にどんどん抜かされてしまった(笑).出国審査を抜けるとそこは免税店エリアである.直行便利用の場合はここで緊急用ウィスキー(海外旅行先のホテルで夜間に急に酒が飲みたくなった場合用,ミニバーは高いし,さらにはホテルによってはミニバーがない場合も多いので)を購入するのだが,今回は経由便のため事前購入してすでにスーツケースに入っている.ほかに用事もないので,ラウンジで時間をつぶすことにした.今回利用するのはプライオリティパスやクレジットカードのラウンジではなく,JTBのラウンジである(そういえばラオス旅行の際も利用した).ここはワインやビールなどの飲み物はもちろん,パンやカレーライス,ラーメンやうどんもすべて無料という素晴らしいところだ.ここでこの日初めてのワインをいただき,パンも食べた.ラーメンやカレーも惹かれたが,これからすぐ機内食が出るはずなのでやめた.    

JTBラウンジ

早速ワイン!

搭乗ゲート
 


アジズアベバへ
 17時25分に搭乗口である42番ゲートへ,見渡したところあんまり人がいない.これは空いているのではと思って搭乗したら予想通りガラガラだった.エチオピア航空のこの便は最新型ボーイング787である.20時20分少し遅れて飛行機は動き出し,まもなく離陸した.安定飛行に入るとさっそく飲み物のサービスが開始される.我々がワインを注文したのはいうまでもない(笑).向こう側の席を見るとさっきの日本語ペラペラ黒人が他の日本人客としゃべっている.話を総合するとどうやら宮崎のサッカーチームの選手らしい.
 そんなこんなしているうちに1回目の食事サービスの開始,この回はエビとパスタの選択である.自分はエビ,Kはパスタを選択,味は異国風中華丼といった感じでまあまあだった(付け合わせの白菜が懐かしいい風味).その後も空いている機内でゆったりと寛いでいるうちに徐々に降下を開始する.この便は一応成田−アジスアベバ便となっているが,途中香港に着陸して乗客の乗り降りがあるからだ(通しの客は降機しない).機内では何となくエチオピアっぽい音楽が流れ始め,香港時間の1月20日0時20分香港に着陸した. 
 

飲み物はワイン

エビ料理

こちらはパスタ
 
 飛行機が止まるとまずは香港で降機する人たちが去っていく.それと入れ替わるように係員が乗り込んできて清掃を始め,その後香港からの乗客が乗り込んでくるのだが,先ほどまでとは打って変わって大賑わい,ほぼ満席の大盛況である.乗客が乗り終わると飛行機は動き始め,1時30分アジスアベバに向けて離陸した.
 安定飛行に入るとまずは時計をエチオピア時間に合わせる.国際線に乗るときは離陸してベルト着用サインが消えた瞬間に到着地の時間に合わせるのが自分流だ.現地は香港より5時間遅れ,日本から見ると6時間遅れである.ここからアジスアベバまでは約10時間,到着は現地の朝になる.深夜便だし,そろそろ気合を入れて(笑)寝ることにする.眠剤を服用しようかと思った瞬間に… 機内食がやって来た ( ;∀;).今度は魚とチキンの選択,断るという選択肢もあったのだが,何となく魚を選択してしまった(Kはその瞬間トイレに行っていたため貰いそこなった 笑).
 食事が終わって一段落した後,今度こそ寝ようと眠剤を服用し,そのまま眠りに入った.国際線に乗る際はトイレに行きやすいように通路側の席を取るのだが,これは便利な一方寝ている最中に隣の人に起こされる可能性がある.今回も隣の人のトイレで何度か起こされ,寝たり起きたり状態だった.それでも数時間は眠ったんじゃないかと思っているうちにモニター画面にはソマリアが映っている.最初に寝てから6時間経っていた.

香港からはたくさん乗り込んできます

一路アジズアベバへ

機内安全の案内の乗客もエチオピア風
 
 現地時間の4時30分過ぎに機内の照明が明るくなった.朝食サービスの開始である.この日の朝食は中華粥っぽいのが登場,結構おいしかった.飲み物は寝起きでボーっとしていることもありアルコールはやめた(笑).その後徐々に高度を下げていき,現地時間6時30分アジスアベバのバレ国際空港に着陸した.  

夜食の魚料理

いよいよアフリカに

朝食は中華粥
 



 

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