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 ペルー旅行記(2)


2012年9月21日(金)


2年ぶりのアメリカ便

 一般に休暇直前は当直が入る私,前例にもれず(笑)今年も前夜は当直だった.出発の日9月21日は朝から仕事,申し送りの書類等はすべて前日までに完成させているので,この日は漏れていた仕事をぽつぽつと片づける程度だった.すでに心は半分休みモードになっている.そして,お昼頃いよいよ空港に向けて出発である.最近は羽田発の国際便も増えてきたが,まだまだメインは成田,当地からだと新幹線と成田エクスプレスを乗り継いでも2時間近くかかってしまうのだった(まあこれでも岩手県の沿岸北部に住んでいた頃に比べると,前泊が不要なだけましなのだが).  
 空港に着いて,まずはあらかじめ宅配で送っておいた大きな荷物を受け取る.その後は旅行会社のカウンターへ,今回は添乗員付きの団体旅行ということで,まずはJTBの団体カウンターで手続きを行った.今回のツアーの添乗員さんは若い男性,自分が参加したツアーで男性添乗員は初めてだ(演奏旅行除く).その後航空会社のカウンターでチェックインとなる.ペルーといえば南米だが,日本から見たら地球の裏側なので,残念ながら直行便で行くことはできない.一般にアメリカのどこかの都市で乗り換えて行くことになる.今回指定されたのはユナイテッド航空のヒューストン乗り継ぎ便だった.預け荷物を手放したのち,セキュリティチェックを抜けて出国手続きへ.1月のパラオ旅行の際にはセキュリティが長蛇の列で凄いことになっていたのだが,この日は金曜日の夕方だというのに比較的空いていてスムーズに流れていった.秋の3連休は前の週だったし,旅行のピークは外れていたのかもしれない.

登場するユナイテッド航空機


しばしの食い納め天ぷらうどん
 
出国審査を抜けると,免税店が並ぶコーナーになるが,特に用はないので素通りする(昔はここでタバコをカートン買いしていたが,2006年の禁煙成功以来不要になった).出発までもう少し時間があったのと,小腹が空いたのとで近くの軽食コーナーで天ぷらうどんを食べた(この後こうした和食が食べられるのはいつの日かと感じながら).  
 その後時間となって,搭乗開始,飛行機は予定時間をやや過ぎてから無事に離陸した.出発の後さっそく時計を現地時間に合わせる.日本とヒューストンのあるテキサス州との時差は15時間だが,この時期はまだサマータイムで1時間早まるため14時間となる.時計を14時間戻せばいいわけだ.
 安定飛行になると,さっそく飲み物のサービスが始まった.私にとっては飲み物=アルコールなのだが(笑),アメリカ系航空会社の場合アルコールが有料なのが辛いところだ.2年前にベネズエラに行った際のデルタ航空は現金払いも可だったが,ユナイテッドはクレジットカード払いのみのようだ.有料ではあるが誘惑には勝てず,ビールとワインを注文した我々だった.その後食事が配られたのだが,チキンライスを選択,その後のデザートタイムにはグリコのバニラアイスが出てきたのには感動した.長いフライトなのでどこかで寝ないと後が辛いなと思っていたが,結局いつの間にか寝ていたらしく,気がついたら日付変更線をとっくに過ぎていてアメリカ本土目前となっていた. 

アメリカ系はアルコールは有料です


最初の食事はチキンとライス
 

デザートのグリコアイス

アメリカ本土間近

朝食はパスタ
 

リマに到着

 ヒューストンにあるジョージ・ブッシュ空港(!)には定刻よりもやや遅れて到着した.現地時間では9月21日のお昼過ぎである(時間が戻ったわけだ).トランジットとはいえ,一度アメリカの入国審査を抜けなければならない.だが日本のパスポートを持った善良そうな人間に見えるせいか(笑),指紋と写真撮影の手間はあるもののスムーズに抜けられた.その後セキュリティチェックに移動である.当初予定乗り継ぎ時間は1時間半ほどということで,あまり余裕がないんじゃないかと不安だったのだが,乗り継ぎ便が遅れていたため,結果的には余裕のある乗継になった.
 ヒューストンからペルーの首都リマまでは7時間ほどのフライトである.この時期両都市間には時差はない(サマータイム期間外ならリマが1時間早い).安定飛行になって飲み物と食事のサービスがやってくるのは前の飛行機と一緒,メニューは奇しくも(!)チキンライスだった.ただし前のは照り焼き&ジャポニカ米の日本風だったに対して,今度のはスペイン風という違いがあった(その他もちろんワインも 笑).

ヒューストンの空港


これもチキン&ライスです
 
 出発の遅れがそのまま行程の遅れとなり,リ マに到着したのは9月21日の夜11時過ぎとなっていた.日本を出てからほぼ20時間以上経っているのだが,時差の関係で時計の上では6時間くらいしか経っていない.アメリカ大陸方面に旅行に来るといつもそうなのだが,非常に長〜い一日となった.飛行機を降りるとやや湿気はあるもののそれほどの暑さは感じない.この時期南米は初春なのだった.到着後はイミグレーションへ,ペルーの入国審査はアメリカに比べるとあっさりとしたものである.その後の税関では申告するものがあるはずもなく,緑のランプのゲートへ,そこを抜けると到着ロビーとなった.
 ここで現地係員の女性(日本人でペルーの方と結婚してこちらに住んでいるとのこと)の出迎えを受けた.促されるままにバスに乗り込む.この日の宿泊先はリマの新市街,サン・イシドロ地区のホテルである.空港から30分かからずに到着した.チェックイン手続きをして部屋へ.長旅の疲れもあり,シャワーを浴びて,あっという間に寝てしまった.
 

またまたワイン

リマの空港

都市型のホテルです
 



 

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