ビザンチン皇帝の部屋 本文へジャンプ

トップページ

ボリビアの概要

ボリビア1

ボリビア2

ボリビア3

ボリビア4

ボリビア5

ボリビア6

ボリビア7

ボリビア8

ボリビア9

アクセスカウンター
 SINCE 2011年9月25日
       

 ボリビア旅行記(7)


2015年2月11日(水)


光遊び

 日本では建国記念日の2月11日,ボリビア旅行の6日目である.この日も丸一日ウユニ塩湖を堪能する予定だ.まずは早朝3時20分に起床,準備をしてロビーに向かう.昨日に続く星空&朝日ツアーの第2弾,昨日はお休みしたKも参加だったのだが…,残念ながら外は小雨だった.とはいえ,今後天候が変わる可能性もありとりあえずは出発する.
 真っ暗闇の中,どこをどう走ったのかは皆目見当もつかなかったが(笑),とりあえずは撮影予定ポイントに到着した.空を見上げたのだが,残念ながら一面の曇りで星はまったく見えなかった ((+_+)).
 しか〜し,そんなことでめげる一同ではない.星がダメならということで,光を使ったネタ写にチャレンジ! いろんな写真を撮って遊んだのだった.

今回参加の女子チームです

同上(みんなでUYUNIの文字を)
   

私とK(高坂先生ご提供)

文字も書けてしまいます

車輪
   
 この光写真,シャッタースピードを30秒くらいに設定して,モデルがじっとしている間にライトを持った人が素早く模様や字を描いて走り去ることでこういう写真ができるのである.今回は現地係員のマウリさんが大活躍してくれた(標高3700メートルの高地で素早く走り抜けるのでさすがに若い彼でもかなり息が上がっていた 笑).     


ウユニ塩湖の構造

 1時間ほど遊んだのち,いったんホテルに戻る.まだ夜明け前だったので,部屋に入って再び眠りに落ちた.
 次に目が覚めたら9時近くになっていた.この日は少しでも長く寝ていたいのとお腹が疲れ気味だったこともあって,レストランには行かず,朝食は日本から持参した雑炊で済ませた(私はカニ風味,Kはフグ).この日は部屋の移動はなしとのことで,そのまま軽く整理をしてロビーに向かう.
 10時にまたまたウユニ塩湖に向けて出発,この日はまず乾いた塩湖を楽しむという企画である.ホテルを出発してしばらく走行するが,乾いた地面はあれど,なんか茶色くて美しくない(笑).これは先日の風で周辺の土が舞って塩湖に降り注いでいたからとのこと,この間にトシさんはじめドライバーの方々が手分けをして少しでもきれいな場所を探してくれているとのことだった.

この辺の地面は茶色くて美しくありません

塩原のところどころにこうして穴が開いている
   
 10時半に一旦下車,ここでウユニ塩湖の構造を勉強である.塩湖は一面の塩の原野になっているが,実はその地下には水の層がある.乾季になると水の層はかなり下がっているため地表からはわからない.しかし雨季になって雨が降ると地下水の層が上がり,やがて地平面を超えると,いわゆる天空の鏡状態になるわけだ(そのため雨季になっても地下水位が十分に上がるまでは鏡にならない).乾いた塩湖のあちこちには穴が開いていて,そこはまるで浴槽のように水がたまっている様子がわかった.ちなみに塩の層の下には水晶の層もあって,あちこちにあいた穴から水晶の塊を掘ることができる.1時間ほど,そんなウユニ塩湖の地層を学習して再び出発となりなった(この段階で11時40分くらい).     

穴から手を入れる

水晶が採れました!

高坂先生&トシさんと
   

ネタ写タイム

 次にスタッフが一生懸命探してくれた地面の白いスポットに向かう.この時間帯になると日差しも出てて,写真などでよく見る乾いた白い塩湖の雰囲気になって来た.一面の白は鏡張りとは異なる魅力である.このポイントでは主にネタ写(トリックアート)を撮って遊ぶ時間,まさに自分のために用意されたような時間だ(笑).昨日も使った蛇やウルトラ怪獣ソフビ人形などを使っていろいろ遊んだ(ウルトラ怪獣はかなりウケた).

ネタ写タイムの始まり〜♪
   

怪獣軍団を率いる私 (^^)v

顔面キックが炸裂(他の参加者さん)
   

魔笛のオープニング(3人の侍女が大蛇をやっつけるシーン)

緊急用ウィスキーの空き瓶で
   


プラヤ・ブランカ

 12時50分ネタ写タイムは終了となり,名残惜しみつつ出発となる.今日のお昼時はピクニックランチの予定なのだが,まずは塩湖内に唯一存在する塩のホテル,プラヤ・ブランカにてトイレ休憩である.ここは一応ホテルとなっているものの,電気も水道もなく,さらに現在では塩湖の環境保全のためもあって宿泊は禁止されているらしい(とはいってもヤミで宿泊はできるとか).
 トイレはというと… お世辞にもきれいとはいえなかった(扉も壊れてるし,とりあえず最低限用が足せるという感じ.それでもトイレチップが5ボリと高い!辺境価格なのだろう).ちなみにこのホテル前には各国の国旗が並んだスポットがあって,観光客の記念撮影ポイントになっている. 
   

塩湖内唯一のホテルプラヤ・ブランカ

塩のモニュメントが


日の丸もあります
   


ピクニックランチ

 プラヤブランカからしばらく走ってピクニックランチの会場に到着,なんと!屋根付きの本格的なレストラン風だった.温かいランチの他,添乗員さん差し入れの桃や赤ワインも登場した(我々は当然いただく 笑).
 ランチ後はしばらく周辺を散策,ここも鏡張りの絶景スポットだった.この頃から少しずつ雲が増え始め,遠くの方からは雷の音も聞こえる.塩湖に刺さる稲光が見えるかなとみんな期待していたが,その反面,もしここで雷に襲われたら逃げるところはないなぁなどとも考えていた.

ピクニックランチの会場
   

満足そう (^^)v

ビュッフェです

絶景を前にして
   

今回お世話してくださったスタッフの皆さん

Kも嬉しそう
   

一面の鏡張り
   

そして今回の旅行で一番お気に入りの1枚
   


ウユニ最後の夕食

 その後スタッフを交えた全員での集合写真を撮った後,ランチ会場を後にする.途中再びプラヤブランカでトイレ休憩の後,ホテルに向かう.このころからいよいよ雲が厚くなり雨が降り始めた.雨季のウユニ塩湖は主に午後に雨が降るそうだが,これだけ本降りなのは今回の滞在では初めて,塩湖内はともかく周辺の土の場所はあっという間にぬかるみになってしまう.こんなところでスタックしたら大変だと思っていたが,一方でレジェンドのトシさんは,我々とは離れた道なき道を物凄いスピードで走っていった.
 ホテルに到着後部屋に戻ってシャワーを浴びる.この後の予定は17時から夕食を摂って,その後星を見に最後のチャレンジという流れである.夕食のメニューはこの2日間とさほど変化はなし,スープは初日と同じ野菜スープになっていた.食後に高坂先生が撮った写真をみんなで鑑賞,やっぱりプロの写真はすごいなぁと感心した.
     


最後の星空撮影会

 20時頃にロビーに集合,さすがにみんな疲労困憊してきたのか,参加者は4名だけである.これまで皆勤だった一番若い女性が不参加だったため,今回のウユニ塩湖全企画フル参加は私だけにとなった(笑 添乗員さんおよびガイドさん&高坂先生除く).
 天気が心配だったのだが,現地についたころには雲も晴れて星空が見えてきた!! みんな夢中になって写真を撮っていたことはいうまでもない.夜間撮影会恒例(?)のホットワインを飲んだり(この日のワインには隠し味でオレンジが入っていた),今朝と同様光遊びをしたりしているうちに雨が降り出したため,一同引き上げた.
 ホテルに戻ると,明日は早朝から別の仕事が入っているという,レジェンドトシさんとお別れ,みんな名残惜しそうに記念写真を撮っていた.
   

オリオン座とシリウス

高坂先生と記念撮影
     
       
       



 

ウユニトップに戻る  旅行記(6)に戻る  旅行記(8)へ