昼食後今度は旧市街のセントロ地区に向かう.旧市街は新市街と違って古い建物が多く,ゴミゴミした印象だ.まずはそんな旧市街の中心であるアルマス広場へ.ここに限らずキリスト教世界の町は中心部に広場があって,そこに面して教会や行政府が建っているパターンが多い.ここリマも例外ではなく,カテドラルや大統領官邸,市庁舎が立ち並んでいた.
広場の中心にはかつてペルーの征服者フランシスコ・ピサロの像が建っていたらしいが,独立後撤去されたとのこと.しばらくこの辺で写真を撮ったりした後,官邸脇の趣のある道の先にある小さな図書館を訪ねた.ここはかつて駅舎として使われていた建物とのことで,細長いドーム型のステンドグラスの高い天井はヨーロッパのターミナル駅を思い起こさせる.中では学生風の人たちが勉強していた.反対側から外に出ると,なんと!線路があるではないか.聞くところによると,今でも貨物線として現役で使われているらしい.ちなみにこの辺りは2012年にも来たことがあるのだが,当時の駅は黄色に塗装されていたはずだが今は緑,これはどういうことかとガイドさんに聞いたら,市長が変わると塗装も変わるとのことだった
( ゚Д゚).
図書館の見学&トイレ借用を終えて,今度はサンフランシスコ教会へ.ここは16世紀に工事が始まった古い教会で,地下には墓地があるらしい(さすがに現在では新規の埋葬は行われていないらしいが).中は装飾品がたくさんあって興味深かった. |
リマ市庁舎 |
カテドラル |
ペルー大統領官邸 |
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今も現役の駅です |
2012年には黄色でした |
言われてみればヨーロッパの駅風です |
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線路と跨線橋があります |
サンフランシスコ教会
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カトリック教会は内部が華やかです |
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この段階で夕方の5時,今度は新市街にある恋人の丘公園に向かう.ここはその名の通り(笑)の公園で,中央に抱き合った男女のモニュメントがあることで有名だ(しかもその男女,若いカップルではなく中年以降! いつまでも若い時代の気持ちをということなんだろうか).公園にはたくさんの人たち(恋人たちもそうでない人たちも)であふれていた.
海に向かって右手には例の元監獄島が見える.一方で左手にはアンテナがニョキニョキ立った山があるのだが,その姿がなんとなく函館山に似てるなぁ〜 などと思ったのだった.またこの公園の近くには自動車道を越えるように一本の橋が架かっている.かつて公園で振られた男がこの橋か飛び降りるなんて悲劇があったらしく,今では全体が覆いで覆われてしまい,その手の事件は不可能とのことである. |
恋人の丘公園 |
熟年カップルです! |
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気が付いたら周辺は夕暮れの時間帯,今度は同じく新市街のサンセットポイントに向かい夕日の撮影タイムとなった(みんな熱心にバシャバシャ撮っている.この辺から写真ツアーの本領発揮か). |
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太平洋の夕日 |
美しい夕映えです |
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しばらく写真を撮っているうちに日没,夕食の時間となる.この日は太平洋の海に突き出た先にあるしゃれたレストラン「ラ・ロサ・ナウティカ」である.実は2012年にペルー旅行に来た際にランチで利用したことのあるレストランだった.この日のメニューはシーフードの揚げ物とシーフードライス,飲み物としてペルー名物の紫トウモロコシのジュースも登場した(それから当然ワインも 笑).ただ食事はどちらもパクチー入りだったため,パクチーが苦手なウチのKは固まっていた(笑). |
夕食のレストラン Rosa Nautica |
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シーフードの唐揚げ |
シーフードリゾット |
紫トウモロコシのジュース |
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