しばらくすると夕食のサービスが始まる.たいていはまず飲み物がやってきて,次に食事というパターンなのだが,この日はいきなり食事だった(短いフライトだからか? 笑).メインはポークライスとシーフードパスタの選択,私はポーク,Kはパスタを選択していた.夕食を摂ってくつろいでいたのだが,近くにいる中国語を話すカップルがずっといちゃついているのが気になった.
短いフライトとはいえ(しつこいな 笑),現地到着は朝である(2月6日の).向こうの時間に慣れるためにも気合を入れて寝ておかねばということで,眠剤を服用して熟睡する体制を整える.あんまり眠った自覚はなかったが,気が付いたら目の前のモニター画面では日付変更線を越えていたり,いつの間にやらパンが置かれていたりしたのでそれなりに眠った様子だった.
目の前に置かれているパンが朝食なのかと思っていたら,そのうちに本当の朝食がやってきた(実際の朝食もパンだった).食事と言えばお酒がセットになるのが自分のパターンだが,さすがにまもなく着陸なのでこの時はやめた.朝食後飛行機は徐々に高度を下げ,現地時間の9時30分にロサンゼルス空港に着陸である.
眠い目をこすりながら飛行機を降りてイミグレーションに向かう.ここでアメリカ入国で定番の両手の指紋,写真撮影を経て無事に通過できた.その先で今回のツアーに参加する他の面々と顔合わせとなる.添乗員さん他,私とKを含めて総勢8名なのだが… 女子率が高い!! なんと男は私と添乗員さんのほか,1名だけだった(おまけに私とK以外はすべて一人参加!). |
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夕食のポークライス |
朝食ではないパン |
こちらが本当の朝食 |
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この日の目的地はペルーのリマなのだが,航空会社預けの荷物は一旦ここでピックアップとなる.ロストバゲージになったらいやだなと思ったが,幸い全員分無事に出てきた.税関を抜けて再び荷物を預ける.その後ここからリマへのフライトであるラン航空のチェックインカウンターへ.ところがここでリマ行きのフライトが5時間遅れることが判明,当初予定ではリマ到着は2月7日0時過ぎ,それが5時間遅れということは… 朝じゃん! |
空港のラウンジより |
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しかし添乗員さんは「大丈夫,私たちはリマで寝るだけですから」と楽観的に振る舞っていた(となりに同じクラブツーリズムのチリ方面まで行くツアー客がいて,そっちを心配していた).
ラン航空のチェックイン後大量に時間が余ったので,私とKは空港のラウンジへ.しばしビールなどを飲みながらくつろいだ(飛行機の遅延に伴い航空会社からミールクーポンが支給されたため,それでピザを食べた).その後15時30分になってもラン航空の出発ゲートが決まらない.本当に飛ぶのかと心配になるが仕方がない(ウチのKは「もう帰ろうかな」などとわけの分からないことを言っている).結局16時過ぎになってようやくゲートが決まりそこに向かった(そのあともう1回ゲートが変わるというオチがあったが,幸い落伍者はいなかった).
そんなこんなで現地時間16時40分にようやく搭乗開始,その後飛行機は無事に離陸した.夕日がきれいだななどと感心していたら夕食のサービスが始まる.今度はビーフライスとパスタの選択である(ビーフを選択,飲み物はもちろんワイン!).
ロサンゼルスからリマへは8時間のフライト,少しは寝ていこうかと思ったのだが,気分が高ぶっているのかなかなか寝付けない.そうこうしているうちに夜食(朝食?)のサービスがやってきた.今度はホットサンドで,キノコの出汁が利いていて美味かった.ホットサンドの後飛行機は徐々に高度を下げ,ペルー時間の2月7日4時30分(日本時間2月7日午後6時半)にリマの空港に着陸した. |
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夕食のビーフライス |
こちらはパスタ |
朝食(夜食?)のホットサンド |
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飛行機から外に出ると,モワァ〜っとした空気が襲ってくる.当たり前だが日本の冬は南米の夏である.その後イミグレーション,税関を無事に通過して空港の外に出た時はほっとした.この日の宿泊ホテルは目の前にある(徒歩数分といった感じ).チェックインをして部屋に入り,シャワーを浴びて,日本から持参した緊急用ウィスキー(私がいつも海外旅行の際に持っていく非常用ウィスキー,ミニバーがないホテルで夜中に酒が飲みたくなった場合に利用するのが一般的だが,ミニバーがあるホテルでも翌朝の会計がウザい場合にも利用する)を飲んでそのまま眠りについたのだった.旅行初日から朝帰りの学生のようなスケジュール,この先どうなるのか? |
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この日宿泊の空港ホテル |
緊急用ウイスキーは竹鶴です |
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