翌朝になって,何とか私の胃腸の調子は落ち着いてきたようだった(それでも本調子ではないが).何とか朝食は取れそうである.とりあえずレストランに行って朝食をとることにした.
昨夜は真っ暗だったので気付かなかったのだが,ここのレストランは川に面しており,対岸にはマングローブの林も見えるのであった.ちなみに朝食はフランスパンに卵料理,フルーツジュースと紅茶である.
朝食の後は少しホテルの内部を散策してみることにした.ここのホテルにはプールもあるが,あまりここで泳ごうという気にはなれない感じのものであった(それでも,後でここで泳いでいる白人女性を目撃したが).それ以外では,素朴な内装のホテルである.階段の手すりの彫像がなかなかいい味を出していた.
今日の午前中は,まず昨晩と同じ道路を通り,バオバブ街道へ行った後,「愛し合うバオバブ」を見学し,その後途中にあるメナベ公園を見学する手順になっている.ひとまず車に乗って,昨日と同じボコボコの道路をひた走る.途中ではお約束のゼブ牛による「Gメン75」(笑)も見られた.これから放牧地へと向かうのだろうか.
まず昨日も訪れたバオバブ街道の見学である.夕暮れ時ともまた異なる雰囲気の中で見るバオバブ並木は,また趣のあるものである.
その後更に車を進め,「愛し合うバオバブ」のある区域へと向かっていった.前述したように,近年このバオバブの群生地が湿地帯のようになってきており,その影響で既に倒れてしまった木もあるということであるが,我々はその中の1つである倒木を見ることができた.触ることもできたが,結構柔らかい質感であった. |
これが我々が泊まったバオバブカフェです |
ホテル内はプールもあるなど質素ながらも洒落ています |
ホテルのレストランから見える景色です |
小奇麗な感じの朝食会場のテラスです |
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そして目的の「愛し合うバオバブ」である.これはバオバブ・フニー(Adansonia Fony)といわれる種類のバオバブ2本が,ちょうどツイストドーナツのように絡み合っているものである.見た感じでは,1本の木にもう1本が寄り添って,巻きついているようであった.それにしても,自然の造形というものは,時に我々の想像を絶するもので,実に面白いものである.私も思わず,この木に抱きついて横恋慕しているネタ写真を撮ったりした(笑). |
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ゼブ牛の大群が我々の行く手を阻む |
右側の方がガイドのラペさん,左が運転手. |
白昼のバオバブ並木は夕方とはまた違った雰囲気です |
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こうして見ると,まさに悪魔が木を逆さまにして植えた感じです
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愛し合うバオバブ |
湿地帯の影響を受けて倒れてしまったバオバブ.徐々に危機が… |
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