機上の人となった我々だが,席は当然エコノミーである(笑).トルコは一応イスラムの国ではあるが,サウジアラビアやリビアなどのディープイスラム国家とは違って,かなりゆるいのでお酒も振舞われる.私はいつもの旅行と同様ビールやワインを積極的にいただいていい気持ちになっていた(笑).
トルコ航空ははじめての搭乗だったのだが,キャビンアテンダントの多くが男性である点がイスラムっぽいのかと思っていた. |
今回6泊するアレーナホテル |
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昼過ぎに出発したとはいえ,ちょうど夏の太陽を追いかけるフライトのため窓の外は明るいまま順調に飛行,目的地のイスタンブールアタチュルク空港に着くころようやく日没となった.
到着後,人々の流れに乗って入国審査から税関へと進む.ビザンチン皇帝のお国入りというウワサがトルコ政府に伝わっていたのかどうか定かではないが,手続きは順調に進んであっという間に到着ロビーに解放されたのだった.今回の旅行は添乗員がいないので,代わりに現地日本語ガイドが同行となっていたのだが,そこに現れたのは美人トルコ人ガイド!!.彼女に案内されて迎えの車に乗り込み市内に向かった(この美人ガイドにはこの後何度も御世話になることになる).
車は空港から一路市内に向かう.当初の道路は右手に海を臨む広い道路だった(この海がマルマラ海)が,市街地に入ると一気に狭い路地風に一変する.一時代前風の建物が並ぶ通りに入ってしばらく走っているうちに我々の泊まるホテルに到着した. |
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概要で記したようにイスタンブールには旧市街と新市街があり,欧米風の大型ホテルは全て新市街にある(日本からの団体客も大抵はここに泊まる).一方旧市街は中世風の狭い町並みに加えて,世界遺産にも登録されたため,新規に大型ホテルを建てるのは困難である.そのためオスマン帝国時代に政府高官の住居だった家を改造した小さなホテル(プチホテル)が散在しており,我々の宿泊地もこうしたプチホテルのひとつなのだった.今回宿泊するのはアレナホテルという,旧市街の観光名所からも徒歩圏内のホテルであった. |
アレーナホテルの内部は小奇麗です |
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チェックインを済ませて鍵を受け取り,ついでにホテル内の無料無線LANのパスワードを教えてもらったりした後に部屋に入った.13時間の長いフライトだったが,560年ぶりのお国入りのせいかあまり眠くない(笑).結局,シャワーを浴びたあとPCを開いてブログの更新をしながらお酒(成田の免税店で購入したもの)を飲んだりしながら夜は更けていった. いよいよ明日からイスタンブールの観光が始まるのである. |
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