カペナウムを後にしてバスで次に向かうのは山上の垂訓教会,ガリラヤ湖北岸の湖が一望できる高台に建つ教会である.ここはイエスが弟子たちに「山上の垂訓」を語ったとされる地である(マタイ福音書5章).またイエスが十二使徒を選んだ場所ともいわれる(ルカ福音書6章).現在ここには1930年代に建てられたフランシスコ会(カトリックの修道会のひとつ)の教会が建っている.八角形をした綺麗な聖堂を持つ教会で,これはマタイ福音書5章に出てくる8つの聖句にちなんでいる.現地ガイドさんは解説に当たって聖書の朗読をしてくれた.キリスト教に関心が深い我々は熱心に聞いていたが,その他の参加者はそうでもない.キリスト教色の濃いツアーなので,参加者にも教会関係者が多いのではないかと思っていたが,逆に教会関係者はほとんどいなかった(後で周辺とお話して分かったことだが,このツアーがこれだけ大人数になったのは,他社の類似ツアーが軒並み催行中止になったために,そちらに申し込んでいた人たちがみんな流れてきたかららしい(そういえば自分達もそうだ 笑). |
山上の垂訓教会 |
beati pacifici quoniam filii Dei vocabuntu(平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう マタイ第5章) |
|
|