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イスラエル旅行記(1)


1.イスラエル旅行決定のいきさつ

 我が家の夏季休暇といえば旅行である.特に21世紀に入ってからは海外旅行が定番になった.当初は普段が激務であることから休暇の時ぐらいゆっくりしたいとビーチリゾートに繰り出すことが多かったが,仕事に余裕が出てきた2010年代以降は,歳を取ったら行きにくくなりそうなところ(いわゆる秘境系)にも挑戦するようになった.その流れで気合を入れて出かけたのが2015年2月のウユニ塩湖である.
 同年秋は所属する医師会合唱団のオーストラリア演奏旅行が組まれていたこともあり,夏季休暇はそれで代用した.翌2016年冬は海外には行かず,こちらもいつか行ってみたかった北海道陸別町のしばれフェスティバルに参加している.こうした充電期間を経て,2016年の夏季休暇をどうするかであった.候補としては秘境系の流れでパキスタンやアフリカのケニヤなども候補に挙がったのだが,実はこの頃所属している東北の合唱団がバッハのヨハネ受難曲に取り組んでいた.受難曲とは聖書の福音書記事によるイエスの受難を取り上げた音楽劇である.ヨハネ受難曲は4つの福音書のうち,ヨハネ福音書の記事によるイエスの受難を扱った曲である.このヨハネ受難曲を練習する中で,その舞台となったイスラエルにぜひ行ってみたいという気分が盛り上がってきたのである.
 世間ではイスラエルというと,ガザ地区やゴラン高原などで繰り返されるゲリラによる攻撃とかで治安が悪いイメージというがある.実際,周辺にイスラエルに行こうと思っている旨を話した時の反応は「えっ!そんなところに行って大丈夫なんですか?」だった( ̄▽ ̄).しかしながらイスラエルは欧米系には有名な観光地であり(まあキリスト教の聖地だから当然だ),年間多くの観光客が訪れている.イスラエル政府もこうした観光政策に力を入れており,その強力な警察機構を動員して観光地の治安を守っている.つまり観光客が行くような所の治安は大丈夫なのだ(ニュースで話題になるガザ地区などはそもそも観光客は行かない).よく海外では手荷物をその辺に置いておくと,あっという間に盗まれるというが,イスラエルの場合手荷物を置いておくとあっという間に警察に(不審物として)持っていかれるらしい.そうした同国の治安当局の気合によって観光地の治安は保たれている.
 さて,イスラエルに行くとして問題は方法である.前述のようにイスラエルの観光地の治安はいいとはいえ,自力での移動では不安があり,結局ツアー参加することにした.発売されている旅行商品を検討した結果,ルックJTBの9日間のツアーとクラブツーリズムと近畿日本ツーリストの共同開催による7日間のツアーが引っかかった.後者はイスラエル北部のガリラヤ湖畔に2泊,エルサレムに2泊というツアー,前者はそれに加えて中部のメギド(日本ではハルマゲドンとして有名)や地元のワイナリーにも訪問するツアーだった.特にワイナリーは魅力的で(笑),ぜひこっちに参加したい!と思っていたのだが,残念ながら催行に至らず,結果9月13日出発のクラブツーリズムの7日間ツアーへの参加が決まった.ちなみにこのツアー9月13日出発と9月14日出発があって同内容なのに13日出発の方が料金が3万円も安かった!当然13日に申し込んだのは言うまでもない(この辺りは航空運賃の違いとしかいいようがない).
   
     
        
今回の旅行に利用した本    


2.旅行日程


 月日  旅程  宿泊
 2016年9月13日(火)  成田 − アンマン  機中泊
 2016年9月14日(水)  アンマン − ガリラヤ湖畔  リモニム・ミネラル
 2016年9月15日(木)  ガリラヤ湖畔  リモニム・ミネラル
 2016年9月16日(金)  ガリラヤ湖畔 − エルサレム  リモニム・シャロム
 2016年9月17日(土)  エルサレム  リモニム・シャロム
 2016年9月18日(日)  エルサレム − 成田へ  機中泊



 

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