まず最初に向かうのはシュエダゴンパゴダ,ヤンゴンを代表するパゴダである.高さは99.4メートルということで,昨日見たバガンのシュエモードーパゴダよりは小さいが,元々シングッダヤという小高い丘の上に立っているために,市街地からの高さはこちらの方がありそうだ.このパゴダは東西南北に入り口があるのだが,この日は南の入り口から入った.
いつものようにサンダルを脱いで受付を済ませてから向かう先は… なんとエレベーター! このシュエダゴンパゴダは丘の上にあるため,誰でも簡単に行けるようにとエレベーターが設置されているのだった(大阪城状態
(^。^),もちろん歩いて丘を登ることも可能).エレベーターを降りて長い渡り廊下を歩き外に出ると,目の前に巨大な金色のパゴダが聳えていた.我々は時計回りにパゴダを一周してみることにした. |
遠くからでもその雄姿が拝めるシュエダゴンパゴダ |
内部にはなんとエレベーターが |
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セキュリティもあります |
拝観にあたっての注意 |
長い廊下を進んでいくと |
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ここが出入り口です |
菩提樹の木が |
金色に輝くパゴダ |
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ところでミャンマーには八曜日と 呼ばれる独特の風習がある.現地の人々は自分が生まれた日が何曜日かという点に関心が深く,曜日によって性格や相性も決まると考えられている(日本でいえば星座や血液型みたいなものだろうか).八曜日といっても別に8日サイクルの暦を使っているわけではなく,普通の一週間のうち水曜日を午前と午後に分けて八曜日としているものである.各曜日にはそれぞれ方角やその曜日を守護する動物も指定されていて,人々は自分の曜日の方角や動物を大事にしている.ガイド氏に調べてもらったところ私は月曜日,Kは火曜日とのことだった.ここシュエダゴンパゴダには,それぞれの方角に各曜日の祠が設置されていてお参りをする人々が絶えなかった(自分の曜日と占いはこのサイトで確認できる 八曜日占い). |
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曜日 |
日 |
月 |
火 |
水(午前) |
水(午後) |
木 |
金 |
土 |
方角 |
北東 |
東 |
南東 |
南 |
北西 |
西 |
北 |
南西 |
星 |
太陽 |
月 |
火星 |
水星 |
ラウ |
木星 |
金星 |
土星 |
動物 |
ガルーダ |
トラ |
ライオン |
象(牙有り) |
象(牙無し) |
ネズミ |
モグラ |
ヘビ |
ミャンマーの八曜日 |
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ちなみにミャンマーは上座部仏教を信仰する人が非常に多いのだが,人々は功徳を積むために様々なことを行う.特にパゴダに金箔を貼ることは一般によく行われていることのようだ(ミャンマーに金ぴかのパゴダが多いのは別に寺院側がやっているわけではなく,人々が個々に金箔を貼っていった結果である).ここでは我々も金箔貼りをしてきた.前々日のチャイティーヨ・パゴダは女人禁制だったため私だけが貼ったのだが,屋外でしかも風が強くて大苦戦だったのだが,ここは屋内でだったので非常に貼りやすかった(金箔そのものはパゴダの売店のようなところで購入する).結局1時間半ほど見学してパゴダを後にした(この頃になると日の光に照らされて床が熱くなり裸足がちょっと辛くなる 笑). |
様々な尖塔が |
お坊さんの姿も |
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これが金箔です |
こうして貼ります |
うまくいくとこんな感じ |
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主要な方角にこうした東屋が |
鐘が吊るされています |
記念撮影 |
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