時間になりガイド氏と車が迎えに来たのでさっそく乗り込む.この後はバガン周辺の寺院の散策であるが,今度は自動車ではなく,バガン名物の馬車に乗っての散策である.行程はこの街最大規模を誇るダマヤンヂー寺院へ,その後サンセットポイントとして有名なシュエサンド・パゴダに行き,その後夕食という流れになる.まずは市内の馬車プールへ,ここは観光用の馬車がたくさん待機しているスポットである.周辺には馬車の他にここまで観光客を乗せてきたと思われる観光バスの姿もたくさんあったが,日本でおなじみのJRバスほぼそのままのスタイルで停まっていたのは感動だった(笑).日本のバスと写真を撮っていたら,交渉を終えたガイド氏がやってきて我々を1台の馬車に案内してくれた.バガンの観光馬車は御者を含めて4人乗りである.当初はKが前に座ったのだが,重さのバランス云々の問題で結局私が前になった(笑). |
バガン郊外の馬車プール |
JR関東のバスです |
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この馬車に乗ります |
最初は舗装道路 |
積載オーバーでは! |
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馬車はトコトコと進んでいく.周辺には,よく知られたものから無名なものまでたくさんのパゴダや寺院が聳えていた.自動車からだと車窓から写真を撮るのがけっこう難しいのだが(自動車は速度が速いから),馬車だと楽勝,それゆえ時間がたっぷりある観光客はこの馬車を1日チャーターして市内観光するらしい(あとはレンタサイクルやレンタバイクも多い模様).馬車は最初は自動車も通行するような舗装道路を進んでいたが(明らかに積載オーバーだろうというトラックとすれ違った),途中から馬車専用かと見紛うほどの狭い未舗装道に入っていった.
馬車に揺られてしばらく行くとダマヤンヂー寺院に到着,ここは12世紀のナラトゥ王によって建造がはじめられた寺院だ.彼は自分が王になるために父王および兄王子を暗殺したが,その後罪の意識にさいなまれてこの寺院の建造を始めたそうだ.だが後にその彼自身も暗殺されてしまい,結局この寺院は未完成のまま放置されて現在に至っている.確かにこの寺院は今まで見てきたものとは趣を異にし,壁などは荒れはてていているうえに,天井にはコウモリが飛び交うなど不気味な雰囲気を醸し出していた.しかしながらここにも壁画や金色の仏像はちゃんとあって,やっぱり寺院なんだなと感じさせられた. |
名もなきパゴダが立っています |
馬車道です |
ミィンカバーパゴダ |
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背後から見たダマヤンヂー寺院 |
こちらは正面です
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金ぴかの仏像 |
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記念撮影(笑) |
周辺にもたくさんのパゴダが |
蹴鞠(?)に興じる現地の若者 |
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