チャイティーヨ・パゴダはガイドブックの写真なんかで見ると山頂に金色の岩がぽつんと立っている秘境系のイメージだが,実際には多くの宿泊所や売店などが立ち並んでいて,かなり観光地化されている(高野山みたいな感じか).そうした店や民宿通りを抜けた先に目指すパゴダが見えてきた.見るとウワサ通りに崖の端っこにちょこんと乗っかったようになっている.全体に張り付けられた金箔が太陽光に輝いていた(その様子からゴールデンロック・パゴダの異名もある).見るからに不安定そうで,関取衆が何人かで押したら簡単に崖下に落ちるんじゃないかと思ってしまう.言い伝えによると,このパゴダの下には仏陀の頭髪が祀られており,その力で落ちないのだそうだ.現実にミャンマーはたびたび地震に襲われている国である(最近でも2016年4月13日に大きな地震に見舞われている).ここも過去に何度も地震にあっているはずで,それでも落ちていないということは,本当にパワーがあるのかもしれない.日本では「落ちない」というキーワードのアイテムが受験生に人気だが,このパゴダのお守りを作って日本の受験生に売れば,儲かるのではと思ってしまった.ちなみにこのパゴダは女人禁制のため女性は触れたり,金箔を貼ったりすることはできない.なのでKは入れるギリギリところで留守番で,私とガイド氏が金箔と鐘を捧げてきた(結構風があって金箔を貼るのが大変だった 笑).その後土産物屋を眺めたりしながらサンセットタイムに.夕陽をバックにしたパゴダもとても風情があった. |
なんか遊園地の入り口のようです |
ついに見えてきました |
パゴダに捧げるための鐘 |
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