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 ミャンマー旅行記(4)


2014年2月9日


バガンの朝

 この日はミャンマーにおける仏教信仰のメッカ(変な表現 笑),チャイティーヨ・パゴダを見学する日である.朝5時にモーニングコールで起こされ,身支度をして朝食会場へ.まだ朝早いせいか,なんと一番乗り(笑),この日の朝食はビュッフェスタイルで卵料理付きという,いわゆるアメリカンブレックファストだった.
 7時にガイド氏と車がやって来て空港にむけて出発する.

卵料理の朝食
 
途中,空にはたくさんの熱気球の姿が見えた.これはバガンの遺跡群を空から見学するという企画なのだそう.ガイド氏の話では350米ドルくらいするとのこと.たしかに高いけど,いつかは体験してみたいなと思った.  

熱気球が上がっている

スラマニ寺院と気球

朝のニャウンウー空港
 


たのくんバスを発見

 7時半に空港に到着,ここからヤンゴン空港に飛ぶ予定なのだが,なんと! この日も飛行機の遅れが… 今日の飛行機はミャンマー中部の都市マンダレーか らここを経由してヤンゴンに向かう便なのだが,まだマンダレーを飛び立てないでいるとのこと(たぶん霧),ガイド氏も2日連続は経験がないと言ってまし た(泣).
 もう笑うしかない展開だが,笑っててもしょうがないので空港内のカフェで時間をつぶすことにする.私はカプチーノ,Kは紅茶を頼んでいた(ちなみにカプチーノが3000チャット,紅茶が1000チャット).
 ふと窓の外を見ると,田野畑と書かれたバスを発見,も,もしかして田野畑村のことか! と急いで外に出てみる(田野畑村は岩手県沿岸北部,久慈市と宮古市の中間付近にある人口3500人余りの村).よく見たらやっぱり田野畑村のバスだった(村のコミュニティバスで当地では「たのくんバス」と呼ばれている).

空港内部

田野畑村のバスです!
 
 ヤンゴンでは現地企業の広告ペイントが施されたバスも増えているとはいえ,ミャンマーの地方都市ではまだまだ日本の中古バスがそのまま走っているケースが多い.それらのバスのうちで,状態のいい車両が外国人団体観光客用のツアーバスとして使われている.このたのくんバスには欧米系の団体客が乗り込んでいた.それにしてもミャンマーで田野畑村のバスと欧米人観光客という組み合わせがシュールだなと感じただった(2013年の朝ドラ「あまちゃん」人気で欧米人も殺到というシチュエーションか! 笑).   


ヤンゴンへ

 結局約1時間遅れで飛行機が到着した.昨日と同様ターミナルと飛行機の間はバスで移動する.我々は早く飛行機に乗ろうと,さっさとバスに乗り込んだのだが,早く乗り過ぎて一番奥に押し込まれてしまい,結局降りるのは一番最後になってしまった(笑).
 飛行機は9時25分に離陸,安定飛行後軽食が出たのは昨日と同じである(内容は違った).我々が座っていたのは最前列の シートだったのだが,見るとコックピットへのドアが開けっ放しになっている.保安上大丈夫なのかと心配してしまった(南太平洋の離島便なんかではよくある光景だが).
 約1時間半のフライトでヤンゴン空港に到着,ここからは車でチャイティーヨを目指す.外に出るとすごい熱気,やっぱりバガンとはまったく気候が異なる.迎えに来ていたのは昨日の朝と同じトヨタのマークU,飛行機が遅れたのでなるべく急ごうということで,さっそく出発した.

帰路の軽食

荷物を待つ乗客

このマークUで出発です
 


チョー・ソワ・レストラン

 今日もヤンゴン市内の道路は混んでいる.我々の車はその中をすり抜けながらなんとか市内を抜け,国道1号線走っていく.途中第2次大戦時の英軍戦死者の碑を見学,芝生の綺麗な立派な公園だった.
 その後北東方面にひたすら走っていく.約1時間半ほどでバゴーの街に到着,ここはミャンマーでも歴史の古い町で見どころも多いのだが,ここの見学は明日に回してまずはランチである(笑).この日寄ったのはバゴー郊外のチョー・ソワ・レストラン(Kyaw Swa Restaurant),大きくて小奇麗なレストランである(駐車場に西武バスが停まっていた 笑).ここでは好きなのを適当に注文してよいとのことで,シーフード入りビーフンと豚肉の炒め物を選択した(あともちろんビールも 笑).ビーフンはけっこうあっさり味で日本人好みだった.

元は幼稚園のバスです

こちらは地元のトラックバス
 

立派な英軍戦死者の碑

芝生がきれいです

チョー・ソワ・レストラン
 

西武バスが!

ミャンマービール

シーフードビーフン
豚肉の炒め物
 


巨大なシッタン川

 昼食後再び1号線を北上,途中Hpa Yar Gyi(なんて読むんだ?)という町の大きな交差点で右折し国道8号線で東に向かうことに(ちなみに1号線をこのまま北上すると新首都のネーピードーを経由してミートキーナからマンダレーに至る).しばらく走ると巨大な川を渡る大きな橋があった.この川がミャンマー3大河川のひとつ,シッタン川だ(本当にでかい!).この辺りから道路はだんだんローカルな感じになってくる.途中ではこの地域の名物らしい魚の干物を売っている屋台が立ち並ぶスポットを見学した.
 午後2時40分ごろにチャイトーという町に到着,ここから左折して山の方に向かう.周囲は一気に山岳地帯の様相を呈してきた.そのまま走って3時過ぎにゴールデンロックの麓にあたるキンブンという集落に到着した.

シッタン川に架かる橋

巨大な川です
 

田舎道になってきました

魚の干物市場

所狭しと並んでいます
 

こうして干しています

粉ひきをしています

チャイトーの街
 

ミャンマーの農村です

ゴールデンロックモドキ(笑)

キンブンの街
 


チャイティーヨへの道

 チャイティーヨ・パゴダは山の上に立つパゴダだが,そこに至るルートは狭い山道が1本だけということで,一般の車やバスはキンブンから先には乗り入れることができない.なので,ここからは政府が管理しているトラックバスに乗っていくことになる.スーツケースのような大型荷物はもちろん持っていくことはできないので,一泊用の荷物だけをバックパックに入れて,残りは乗ってきた車と一緒にこの街に預けることになった.車と別れてバスターミナルに行くとすでに大勢の人を乗せたバスが待機していた(満車になり次第出発らしい).我々もそのトラックの隙間に乗り込む.我々でちょうど満員(1列に6人全9列合計54人乗り!!)になったらしくさっそく出発である(3時半ごろ).
 キンブンから先の道は狭くてしかもすさまじい急こう配(ローギアでないと登れないだろう),なんとなく昔の上高地の釜トンネルを彷彿させる.道の途中には売店付きのバス停があって,しばしばここで対向車と行き違いをする.その後も急こう配・急カーブの道が続き,4時半ごろにようやく山頂のターミナルに到着した.
 ※ 各種ガイドブックではキンブンからのバスで山頂まで行けるのは地元民だけで,観光客は途中のヤテタウンから1時間の山登りとなっていて,我々もそれを覚悟していたのだが,どうやら昨年12月から緩和されて観光客も山頂までバスで行けるようになったらしい.

このバスに乗ります

ぎっしり満員

途中の駅です
 

快調に走る

急こう配急カーブです

山頂のターミナル
 


チャイティーヨ・パゴダ

 チャイティーヨ・パゴダはガイドブックの写真なんかで見ると山頂に金色の岩がぽつんと立っている秘境系のイメージだが,実際には多くの宿泊所や売店などが立ち並んでいて,かなり観光地化されている(高野山みたいな感じか).そうした店や民宿通りを抜けた先に目指すパゴダが見えてきた.見るとウワサ通りに崖の端っこにちょこんと乗っかったようになっている.全体に張り付けられた金箔が太陽光に輝いていた(その様子からゴールデンロック・パゴダの異名もある).見るからに不安定そうで,関取衆が何人かで押したら簡単に崖下に落ちるんじゃないかと思ってしまう.言い伝えによると,このパゴダの下には仏陀の頭髪が祀られており,その力で落ちないのだそうだ.現実にミャンマーはたびたび地震に襲われている国である(最近でも2016年4月13日に大きな地震に見舞われている).ここも過去に何度も地震にあっているはずで,それでも落ちていないということは,本当にパワーがあるのかもしれない.日本では落ちない」というキーワードのアイテムが受験生に人気だが,このパゴダのお守りを作って日本の受験生に売れば,儲かるのではと思ってしまった.ちなみにこのパゴダは女人禁制のため女性は触れたり,金箔を貼ったりすることはできない.なのでKは入れるギリギリところで留守番で,私とガイド氏が金箔と鐘を捧げてきた(結構風があって金箔を貼るのが大変だった 笑).その後土産物屋を眺めたりしながらサンセットタイムに.夕陽をバックにしたパゴダもとても風情があった.

なんか遊園地の入り口のようです

ついに見えてきました

パゴダに捧げるための鐘
 

金色に輝くパゴダ

びっしりと金箔が

記念撮影
 

金箔を貼れるのは男性のみ

参道はお土産物屋がいっぱい

夕焼けとチャイティーヨパゴダ
 

岩の隙間からの夕日

お約束の遊び(笑)

ガイド氏とともに
 


ゴールデンロック・ホテル

 チャイティーヨ・パゴダの夕暮れを堪能した後は,この日宿泊のホテルに向かうことになる.実は当初の予定では山頂にあるホテルに宿泊予定だったのだが,直前に届いた旅行社の最終日程では少し山麓のホテルに変わっていまっていた(混んでいたからか,価格の問題なのかは不明).そんなわけで山頂からホテルまで山を下ることになる.日没状態で,街灯なんかまったくない中をひたすら歩くのだが,ガイド同行で無かったら恐ろしいことこの上ないだろうと感じた(遠くで野犬の「ワォーン」という声も聞こえるし).

ホテルのフロント
 
 結局30分ほど歩いてホテルの灯りを発見した時は疲労よりも,まずはホッとしたというのが実際だった.ちなみにこのホテルの名前はゴールデンロックホテルというのだが,先述のようにゴールデンロックからはだいぶ離れており,名が体を表していない(笑).
 チェックイン後は部屋に入ってまずはシャワーを浴びる.ただこのホテル,かなり辺境にあるためか使用できるお湯の量が決まっているらしい.その後は夕食のためにレストランへ.この日はカレー中心のミャンマー料理だった.ガイドブックなどによるとミャンマー料理はかなり脂っこいということで,それなりに覚悟していたが,食べてみると案外そうでもなかった(ガイド氏の話だと,最近は外国人観光客も増えたためホテル側も彼らの趣向に合うようにと味をマイルドにしているらしい).その後は明日に備えてさっさと寝たのだった.
 

スープ

チキンのカレー

こちらは魚のカレー
 



 

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