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 ミャンマー旅行記(2)


2014年2月6日〜7日


出発前夜

 休みを取って旅行に行くということは,必然的にその前後に集中して仕事をしなければならない.私の場合出発の前夜が当直というケースが多いのだが,今回利用するANAのヤンゴン直行便は午前中に成田を出て同日の夕方に現地に着く昼行便であり,基本的に前泊が望ましい.当直明けに空港に向かうという日程にはできないので,当直はその前日2月5日であった.
 出発前日2月6日は夕方まで勤務をこなし,申し送りをしてそのまま新幹線で東京に向かう(荷物はすでに空港に発送済み).いつもだと品川乗換の成田エクスプレスか日暮里乗り換えのスカイライナー利用であるが,今回は空港近くに前泊ということで,東京駅八重洲口からホテル行きのリムジンバスである.約1時間でホテルに到着,そのままチェックインとなった.
 ホテルのレストランで夕食を摂り,その後地下に併設されているサウナで汗を流す.部屋に戻って今度は明日搭乗する便のWEBチェックインをやった(これをやっておくと明日の手間がグッと減る).
   

日本はこんな感じでした

ミャンマーのビザ

WEBチェックインをします
   


空港にて

 明けて2月7日,出発の日となった.まずは朝食のためにレストランへ.ビュッフェスタイルであるが,これから数日間は東南アジア料理がメインということで,純和食にした.
 チェックアウト後空港に向かう.ホテルの送迎バスにて第1ターミナルへ.宅配会社のカウンターでスーツケースを受け取り,コートを預ける.その後ANAのカウンターで荷物のチェックインを済ませそのままセキュリティチェックから出国審査へ.余裕をもって2時間前にターミナルに着いたのだが,手続きはあっという間に終わってしまい余裕がありすぎる事態になった(笑).

出発の朝(空港ホテルから)
 
 その後近くの免税店に寄って緊急用のウイスキーを購入する.これは海外のホテルにはミニバーすらない場所も多く,そういうところで夜間に急にお酒が飲みたくなった場合に困るからだ(笑).壊れたら危険なので,ガラス瓶でなくペットボトル製が基本である(今回は直行便なので成田で購入したが,経由便の場合は最終搭乗地の店で買う).
 その後あちこちをぶらぶらして(うちのKは例によって感染症情報のブースに行っていた),搭乗開始の10分くらい前にゲートに向かう.見渡すと団体旅行っぽい日本人客のほか,ビジネス客っぽい人,東南アジア系の人,さらには白人系まで客層は様々だったが,気のせいかオッサン率が高いような気がした.時間となり搭乗開始となる.
 
 

緊急用のウイスキー

待合にて

54番ゲートです
 


ヤンゴンへ

 飛行機はほぼ定刻に成田を離陸,一路ミャンマーの首都ヤンゴンを目指す.安定飛行に入ったのち,飲み物サービスが始まった.当然我々はワインである (笑).その後は昼食のサービス,今回はシーフードカレーとポークライスの選択,私はカレー,Kはポークを選んだ(お味はさすが日系航空会社だけあって口に合いました (^。^)).
 夜行便なら頑張って寝ないと後がきつくなるのだが,今回は昼行便なので無理に寝る必要もないので気分は楽である.それでも時々うとうとしてはいた.約8時間のフライトでヤンゴンの国際空港に無事着陸した.
 飛行機から降りるとむわっとした南国の熱気に襲われる.ターミナルは最近新しくなったらしく,ピカピカで明るい雰囲気だ.まずは入国審査へ.今回の旅行にあたって参考にした椎名誠さんの本
「秘密のミャンマー」によると,ミャンマーの入国審査は非常に時間がかかるということだったので,それなりに覚悟していたのだが,予想に反して普通の国と同程度で通過できた(まあ椎名さんの旅行記は10年以上も前のものだし).
 その後の税関では申告するものがあるはずもなく,緑のランプのコーナーを通っていよいよ到着ロビーに入った.ここで現地の係員と合流することになっているのだが… とキョロキョロしていたら,我々の名札を持ったミャンマー人の男性を発見,彼が今回の旅行に同行してくれるアウナイ氏である(あとで聞いたら私とほとんど年が変わらないらしい.なんでも数年間名古屋に住んでいたとのこと).彼に案内されて送迎車(トヨタのマークU)に乗り込んだ.この日はこのままホテルに直行である.

国際線の飲み物と言えばもちろんワインです!

シーフードカレー

こちらはポークライス
 

いよいよ近づいてきました

金色のパゴダが見える!!

ヤンゴン空港にて
 
     
     


ヤンゴン市内の交通事情

 ヤンゴン市内はメイン道路は片側2〜3車線あるのだが,経済発展が著しいこともあって,とにかく車の量が多く渋滞していた.皆運転は粗く,パッシングとクラクションの嵐で,大阪あたりなら死人が出るんじゃないかという感じだった.見渡すと走っている車の大半が日本車,それも日本国内で使われていたと思われる右ハンドルの中古車である(ちなみにミャンマーは右側通行).年式はそれこそさまざまで,比較的新しそうなモデルもあれば,骨とう品に近いものまで様々である.とりわけすごいのがバスで,観光客用の立派なものから,トラックを改造したようなもの(アフリカあたりでよく見かけるタイプ)までいろんな種類がたくさん走っていた.ただ,この国の旅行記でよく語られる,「ミャンマーのバスは日本のバスがペイントも含めそのまま走っている」という点については,近年の経済発展の影響か,地元企業の広告に塗り替えられた車体が多く,日本国内まったくそのままのバスは少ないように感じた.
 渋滞を何とか抜けてこの日の宿泊所,パノラマホテルに到着した.このホテルはヤンゴン中央駅にほど近い市内中心部に建つ中級ホテルである.中級とはいうものの,従業員はそれなりに教育されており,先進国のホテルと大差ない対応だった.この日は部屋に空きがあるらしく,最上階のいい部屋にグレードアップされていた.
 部屋に入って軽く荷物整理をしたのち夕食に繰り出す.当初は繁華街のレストランを探そうかとも思ったのだが,明日朝が早いこともあって結局はホテルのレストランで済ませた(それでも少し街をブラブラしてショッピングセンターに入ったりしたのだが).部屋に戻った後シャワーを浴びて,ミニバーのビールや成田で購入したウイスキー(さっそく緊急用が活躍 笑)を飲んで過ごした.さあ明日から本格的な観光が始まる.

渋滞するヤンゴン市内

スウェドーミャッパゴダ

パノラマホテル

ホテルのレストラン
 

夕食@

夕食A

この日はタイガービール
 



 

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