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第2回パラオ旅行記(2)


2005年9月20日(火)


出発の日

 前回のパラオ旅行と異なり,今回は日本航空によるチャーター便である.この便は成田を夜に出発するので,前泊の必要はない.よってこの日は午前中に盛岡駅を発つこととなった.実は出発の数日前に,私の母が子宮筋腫の摘出手術を終えて退院してきたばかりであった(Kが身の回りのことをいろいろやっていた)のだが,母もかなり落ち着いて安心しているようであった(幸い周りに姉妹がたくさんいるので,心強いようである).Kも母の世話をした後だったので,この旅でリフレッシュしたいようであった.これから新幹線に乗り,成田へと向かう.
 成田で特に変わったことといえば,アメリカがらみの路線(グアム,サイパン,パラオも含まれる)の機内に,使い捨てを含むライターの持込ができなくなっていたことであった.よくカートンでタバコを買うと,一般の店で買うと使い捨てライターがついてくるところが,空港の免税店で買うとライターではなく時計だったりペン型ラジオだったりするので,あまり驚くことでもなかったのだが,今回は使い捨てライターもその場で破棄させられたのであった.これもテロ対策の一環なので,気持ちはよく分かるのであるが.やはりアメリカがらみの路線は,セキュリティチェックは厳しいのである.
 今回の搭乗口は,チャーター便ということもあってか,何だか他のゲートから外れているような感触を受けたものである.ともあれ,我々は飛行機に乗り込み,あとはパラオまでノンストップで行くこととなったのである.夜のフライトであるが,前回のように乗換えがない分楽といえば楽である.(乗り換え便だと,グアムで時差があるために,稀にパラオ行きの便に乗り遅れるケースがあったりする.詳しくはパラオ旅行記1(2)を参照)今回は9月ということで,日本でいえば台風シーズンでもあり,何だか気流もあまり良くないなあと感じてのフライトであった.しかしそんなに長時間乗るわけでもなく,まもなく飛行機はパラオへと着いたのであった.
 そして前回と同じく入国審査の長い行列である.そして2月のときと同様に,やはりKの服装だけ異様に浮いている.Kは滞在国の国内便など,短時間のフライトでない限り,特に国際線では絶対にパンツスタイルになることはない.厳寒期でも機内では必ずワンピースである.「ワンピースのほうが体を締め付けないし,ロングのフレアー丈なら足も隠れるからこっちのほうが楽でいい」のだそうである.しかしこのような南の島では,他の人が皆ショートパンツや7分丈パンツ,ジーンズをはいているのに,何だかKだけが違和感のある服装である.別にガッチリしたスーツを着ていたというわけではないのだが.
 さて,今回は2回目のパラオということで,この辺の景色は1度は見たものばかりである.私が同じ国を2回訪問したのは,フランス,ノルウェーに続いて3箇所目である.もっとも,今は夜なので景色がはっきり見えるわけではないのだが.そして前回と同じく,送迎バスに乗ってホテルへと向かうのだが,このときバスに同乗して案内をしてくれた人が,2月のときと同じ人であった(中村さんという男性であった.ちなみにベラウツアーの人である).パラオに行って,お世話になるツアー会社は大体決まっているので,同じ人に当たることはそんなに珍しいことではないのであろう.
 そうこうしているうちに,バスは一度見慣れたコロール市内を走りぬけ,今回の宿泊先であるPRR(PPRではない よく似ているが)に到着した.ここのホテルは2005年6月に開業したものの,まだあちこちに依然工事中の部分が残っており,やはりまだ「大体の部分ができたので,とりあえずオープンします」といった雰囲気が残っていた.まあ,一応小奇麗ではあるのだが.ところで,ここのホテルはホテル・ニッコー系列であると前に書いたが,どうも台湾資本であるらしい(経営やサービスの知識を日航が提供しているらしい).現に「帛琉老爺大酒店」(帛琉はパラオ,老爺はロイヤルの音訳らしい.何だか爺さんみたいだなあ)という表記も出ていた.前回泊まったPPRと異なり,造りはかなり近代的な高層タイプのホテルである.ここのロビーに集合し,説明を受けるわけだが,何とおにぎりとミネラルウォーターのサービスがあった.うっ,しまった.実は前に結構食事をしてしまっていたのである.しかしまあいいや.(ちなみにパラオでは水道水は飲めない.PPRでは特殊な浄水設備があるため例外的に飲めるらしいが,我々は歯磨きにしか使わなかった)とりあえずおにぎりを受け取って部屋に入る.近代的ホテルらしく,なかなか小奇麗な部屋である.この日はやはり深夜であったため,シャワーを浴びておにぎりを食べたら,すぐ寝ることにした.
 



 

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