身延線は全線約88キロであるが,富士山と南アルプスに挟まれた渓谷内を走る路線のため,急こう配と急カーブが続き,特急でも全線2時間近くかかってしまう.普通列車の場合,ほぼ中間地点にある身延駅まで1時間半であった.
この日の電車は身延駅止まりだったため,ここで電車を乗り換えた.目指す”はだかじま”はここから2駅目である.緊張しながら乗っていると,待ちに待った放送が聞こえてきた. |
身延線から見える富士山 |
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「まもなく,はだかじま,はだかじまです.出口は右側です…」
さっそく電車を降りてみる.はだかじま駅は島式のホームが1面で一応行き違いが可能な構造になっていた.定番の駅名標を見つけてさっそく写真を撮る.JRの駅のホームにはさらに付近の名所案内などもあるのだが,残念ながらヌーディストビーチに関する記載はなかった(笑). |
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残念ながらヌーディストビーチはないようです |
古風な駅舎がありましたが無人駅です |
駅前にはけっこう広い空き地が広がっています |
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島式のホームから駅舎に行くために線路を渡る(跨線橋はない).駅舎は白塗りの古風な造りだったが駅員はおらず,無人駅であった.駅前に出てみると,自販機や店の姿はなく,今では見る機会もめっきり減ってしまった緑の公衆電話ボックスがぽつんと立つばかりだった.
駅から道沿いに歩いていくと,なにやら看板が見える.行ってみると,このはだかじま(波高島)という地名の由来が書いてあった.それによると,昔まだ稲作ができず畑が主体だったところから「畑ヶ島」の地名が生まれ,それが転化したとも,付近を流れる富士川の急流からきた「波高き」が由来であるともいわれているとのことであった.
駅前の道をさらに進むと「波高島」のバス停もあった.ということは,バスに乗っても「次は波高島です」という案内放送が聞けるということで,機会があれば乗ってみたいなと思った.
(訪問日 2014年1月4日) |
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はだかじまの由来 |
ひっそりとした駅前 |
はだかじまのバス停 |
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”はだかじま”駅到着直前の車内放送です |
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