げろ(下呂)駅は,JR高山本線の駅である.高山本線は東海道線の岐阜駅から北上し,美濃太田,高山,飛騨古川を経て,北陸の富山に抜ける本州横断ルートのひとつである.げろ駅は美濃太田と高山の中間にある,山間の駅である.この駅を訪ねるため,私は名古屋から特急ひだ号に乗り込んだ. |
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美濃太田駅を過ぎて,周囲はどんどん渓谷の雰囲気を醸し出してくる(この辺は飛騨木曽川国定公園になっているが,その景色はおおぼけ駅のあるJR土讃線の吉野川流域に似ている).目指すげろ駅はもうすぐである.耳を澄ましていると,待ちに待った放送が聞こえてきた.「ご案内いたします.あと3分程でげろに到着致します.げろでお降りのお客様,どうぞお早めに御支度下さい.あと3分程でげろに到着致します.ありがとうございました.間もなくげろに到着致します〜.」 |
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いよいよ下呂です.ワクワクしてきます. |
相変わらず嬉しそうです.
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駅のホームにも温泉が(結構熱いです). |
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下呂駅正面.落ち着いた感じの結構渋い駅です. |
下呂温泉の由来が書かれたプレートです. |
下呂の温泉街です.意外と若い人の姿が多い温泉街です. |
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”げろ”といえば,何といっても温泉が有名で,草津・有馬ととならんで日本の三名泉に数えられている.泉質は単純硫化水素泉で,ほんのりと硫黄の匂いが漂ってくる.この温泉は白鷺が発見したという伝説があり,駅のホームにも温泉が湧き出していた.源泉は集中管理されて,各旅館やホテルに供給される形をとっており,温泉資源の保護が図られているようだ.このため各ホテルでも,大浴場の源泉掛け流しは困難だが,その代わり貸切風呂などの小規模な浴槽で源泉掛け流しが行われている.
そして,げろの有名な(?)お土産が,この「下呂の香り(げろのかおり)」である.どんな香りがするんだろうと,恐る恐る開けてみたが,別に特殊な匂いはなく,ほんのり甘いお菓子の匂いだった(味はなかなか美味しいです).ちなみに以前は「下呂牛乳(げろぎゅうにゅう)」というのもあったそうですが,現在では「下呂温泉牛乳」に変わってしまったそうです.
(訪問日 2007年4月28日) |
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温泉を買うことができる温泉スタンドがあります(会員制だそうです). |
銘菓「下呂の香り」です. |
中身はこんな感じです.中にあんこが入ったお菓子でした.
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”げろ”駅到着直前の車内放送です |
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