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フランス旅行記(6)


2008年4月 3日(木)


エロチズム博物館

 あけて4月3日パリ最終日がやって来た.夕方の便で帰国するのだが,とりあえず昼過ぎまでは時間があるということで,この日は市内の博物館・美術館を見て歩くことにした.
 花の都パリ,芸術の都パリと呼ばれるだけあって,パリには大小無数の美術館・博物館がある.その中でも古典から近代まで幅広い作品を所蔵するルーブル美術館や日本人にも人気の印象派の作品を数多く所蔵しているオルセー美術館は特に有名である.
 しかしこれらメジャーな美術館は過去に訪問済みであることと,こういった場所はそれこそ一日あっても見切れないのは確実であるため,実質半日しか取れない状態ではたとえ訪問しても消化不良を起こすことは確実と考えたため却下した.結局この日はパリ市内のB級・マイナーな博物館を見て歩くことにした.
 ホテルで朝食を摂り,チェックアウトを済ませてスーツケースを預けて身軽になった状態で出発する.まず向かうは昨夜も行ったモンマルトル地区である.とはいっても丘の上のサクレクール寺院に行くわけではない.パリを代表する歓楽街,ピガール広場からブランシュ広場にかけてのクリシー通り(日本で言えば新宿歌舞伎町,札幌ススキノ,ヨーロッパならアムステルダムのダム広場か)にあるエロチズム博物館である.
 夜に行くとかなり怖い地域なのだが,昼間はいたって平和である.この博物館はその名の通りの(笑)博物館なのだが,芸術の都パリのせいかあまりイヤラシイ雰囲気はない(もちろん18禁ではあるが).世界各地のエロチックアートがこれでもかと展示されていた.さらには特別展として現代日本のエロチックアート展が開催されており,じっくり鑑賞させていただいたのだった.
 約1時間ほどの滞在で特にお土産は買わずに出た(仮にお土産を購入しても配る相手に困りそう 笑)

メトロに乗った私

メトロ2号線Blanche駅

周辺はこんな感じです

ここがエロチズム博物館です
 


マルモッタン美術館

 エロチズム博物館を後にした我々は,メトロの2号線,6号線,9号線を乗り継いで市内西部のブローニュの森に程近いラヌラグ公園そばにある,マルモッタン美術館に向かった.ここは美術史家ポール・マルモッタン所蔵の美術作品をベースに作られた美術館で,後に印象派の巨匠モネの作品も多く寄贈されている.
 この美術館の目玉の一つが,印象派の曙を告げる作品となったモネの「印象・日の出」である.

波乱の軌跡をたどった名画
「印象・日の出」
 
 これは1873年にモネによって描かれた作品で,彼の主治医だったジョルジュ・ド・ベリオが所蔵していたものを,ジュルジュの死後,この美術館に寄贈されたものである.1985年に盗難にあい,行方不明となったが1990年に無事発見され現在もこの美術館に展示されている.この他にもモネの「睡蓮」,「ルーアン大聖堂」などもここに所蔵されている.
 モネの作品はオルセー美術館やオランジュリー美術館等にもあるが,ここマルモッタン美術館も訪問すべき価値の高い美術館なのだった.この日は来客も少なく(なにせ4月の平日),各作品をじっくりと堪能することができた(日本でたまに開かれる印象派展と比べると客の数が100分の1以下だった 笑).
 結局ここにも1時間半程度滞在した.
 

ブローニュの森にほど近い,ラヌラグ公園です

マルモッタン美術館は閑静な住宅地にあります

広々とした館内にてゆっくりと絵を鑑賞できます
 


パリのラーメン屋さん

 さて,マルモッタン美術館を出ると,お昼時だった.昼食を摂ってホテルに戻るとちょうど空港への集合時間になるので,メトロでオペラ座界隈に戻って昼食にすることにした.オペラ座界隈は別名日本食レストラン街といわれるほど日本食の店が多いのだが,ラーメン屋も結構ある.というわけで今日はパリでラーメン屋に入ることにしたのだった.

今回入ったお店
 
 今回入ったのは”ひぐま”というラーメン屋さん,名前のイメージの通りサッポロラーメンの店である(札幌にある同名のお店との関係は不明).昔1991年にパリに来た際にもラーメン屋に入ったのだが,この時の客層はほとんどが日本人だった.しかし21世紀のパリのラーメン屋は逆に客の大半が日本人ではなさそうな欧米人である.それだけラーメンもパリでメジャーになったということだろう.厨房で鍋を振っている人は日本人らしかったが,その他従業員の多くはフランス人のようだった.今回は味噌ラーメンと餃子,それにビールを注文したのだが,日本で食べるのとあまり変わらないラーメンだった.  

餃子とビールです

味噌ラーメンです

近くにはBOOK・OFFも
 

 昼食後ホテルに戻り,荷物を受け取っていると迎えの車がやって来た.いよいよ帰国への流れとなる.来た時と同じガイドさんの案内で郊外のシャルル・ドゴール空港へ,チェックインすべくカウンターの列に並んでいるとなにやら若い女性の一群とすれ違った.件のガイドさんによると,彼女らはタレントGacktのコンサートに参加する集団なんだそうです(なぜにパリで…).
 そんなこんなで,チェックインが済んでターミナル深くに入っていく我々,時間になり機上の人となった.

 新しい職場の待つ日本へ…

         明日からまた日常の世界
 



 

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