さて,コンテスト参加が決まると本格的にネタ作りを始めなければならない.ブログやツイッターで早々に8年前のリベンジをする宣言をしたため,それ以外の方針はありえない.当初は8年前と同様,リモコン操作によるくす玉割を考えていた.
だが,この遠隔操作によるくす玉割は難しい.人間の皮膚を縫い合わせる技術は持っている自分も,電気関係の技術は全くないからだ.赤外線リモコンの操作で電磁石のスイッチをオンオフというのは理論的にはいくらでもやりうるのだろうが,その装置をくす玉に仕込んで確実に成功させるのは結構大変である.8年前はその辺の加減をしくじったわけだが,8年たったからといって劇的に改善できるわけではない.いろいろ試行錯誤はしてみたのだが,結局大丈夫だと自信をもてる装置を開発することはできなかった.成功率6割なら何とかなるのだが,4割もの失敗のリスクを抱えることはできない(失敗してまた来年というメンタリティにはなりそうにはない).というわけで,くす玉割の遠隔操作はあきらめた. |
染色瓶をパレット代わりに(左からエオジン液,オイルレッドO液,ヘマトキシリン液) |
完成したくす玉 |
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