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 日本の滝100選


 75.寂地峡五竜の滝(山口県岩国市)

 
 錦帯橋や岩国城で有名な岩国市は海に面したイメージがある.しかし平成の大合併によって大幅に市域が広がった結果,現在の岩国市は中国山地を挟んで島根県と県境を接するほどの広がりを持った自治体となっている.
 今回のテーマである寂地峡五竜の滝も島根県との県境付近,中国山地の山間に存在する(旧錦町にある).岩国市街地を通り,錦帯橋がかかることで有名な錦川の上流部,支流の宇佐川のさらに上流の寂地川にある滝である.周囲は寂地峡と呼ばれる峡谷を形成しており,川に沿って5つの滝が連続することからその名が付いている.
 5つの滝は下流から,龍尾の滝(上段15メートル,下段5メートルの二段滝),登龍の滝(8メートル),白龍の滝(10メートル),龍門の滝(18メートル),龍頭の滝(14メートル)と名付けられている.すべて龍の字が付くのはこれら5つの連続した滝を1匹の龍に見立てているからである.ちなみに寂地峡の由来であるが,その昔この地域に一匹の大蛇がいた.木々をなぎ倒したり毒の息を履いて草木を枯れさせたりして里の人々を苦しめていたが,ある時1人の僧が現れ祈祷したところ大蛇は退治されたという.その僧の名が寂地坊でありそこから名付けられたのだそうだ.

寂地峡の入り口

清流の寂地川

ここは日本の名水100選でもあります
 
 この日は周南市の徳山からレンタカーで訪問,国道315号,国道434号を利用し北北東へ,434号は最後対向車とのすれ違いも困難なほどの道になるが,そこをさらに進んでいくと錦町宇佐の集落に辿り着く.そこから左折して狭い道を進むとまもなく寂地峡キャンプ場に到着する.そこの駐車場に車を置き散策開始である.本来寂地峡は五竜の滝以外にも見どころは多く,その気になれば丸1日散策できるのだが,五竜の滝のみであれば比較的整備された遊歩道を片道15分程度で最奥の龍頭の滝まで行くことができる.
 (訪問日 2017年5月4日)
 

龍尾の滝

登龍の滝

白龍の滝
 

龍門の滝

龍頭の滝

青い滝壺
 
 
アクセス 錦川鉄道錦町駅から岩国市営錦バス寂地峡登山口行きで約1時間,「寂地峡口」バス停下車徒歩5分です(バス時刻表).    
観瀑のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 遊歩道の整備されており,比較的容易に5つの滝を見ることができます.


 

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