茨城県にある袋田の滝は,栃木県の華厳の滝,和歌山県の那智の滝とならんで日本3大瀑布に数えられている名爆として知られている.
袋田の滝は茨城県北部を流れる久慈川の支流,滝川にかかる滝である.高さ120メートル,幅は73メートルを誇っている.高さだけでいえば華厳の滝を上回るが,袋田の滝は4段にわたって落ちる滝なので,120メートルというのはその全体の長さということになり,実際に120メートルの落差をもって落ちているわけではない.しかしながら展望台から眺める幾段に重なって落ちてくる様子は迫力十分で,まさにここが日本3大瀑布に数えられている理由がわかるような気がする.
またこの滝は,四季によってその姿を大きく変えるとされ,平安時代末期にこの地を訪れた西行法師が,「(この滝は)四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したと伝えられている(残念ながら私は初秋にしか訪問したことがありませんが).
古くから観光地としても有名な滝であるために,ビュースポットはよく整備されており,滝壺近くの観漠台には有料(大人300円)の歩行者用トンネルやエ レベーターを利用して簡単に行くことができる.トンネルをまっすぐ進んでたどり着く第1観漠台は |
袋田の滝 |
最寄りのJR水郡線袋田駅 |
お土産物屋街 |
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