海外においても状況は似たようなもので,お隣の中国の成都では三国志の英雄,関羽が祭られている.また.泰山の近くでは,孔子の子孫が観光客相手に,論語の一節を色紙に書いて売るという商売をやっているらしい(これは,作家の棟田博氏の著作,続・陸軍よもやま物語に出てくるエピソードである).
ヨーロッパではドイツのライプツィヒのバッハや,同じくドイツのハーメルンでの笛吹き男(現地ではネズミ捕り男というそうです.ねずみ男ではありません 笑)などが知られているが,何といっても凄いのは,ザルツブルグのモーツァルトである. |
ハーメルンの町おこし,笛吹き男の像です |
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特に今年は生誕250年ということで,ザルツブルグの街は完全にモーツァルト一色になっている(10月に放送された,NHKの“毎日モーツァルト”の特番でも,ザルツブルグを訪ねた山本耕史が「それにしても,どこを見渡しても“モーツァルト”,“モーツァルト”」と感心しているのか,呆れているのかよくわからないことを言っていた.私も今年の夏ザルツブルグを訪れたが,やはり街中が“モーツァルト”,“モーツァルト”であったのは強く印象に残っている(空港名まで“ザルツブルグW.A.モーツァルト空港”であり,この熱の入れようは高知の坂本龍馬そっくりだ). |
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ウィーンのブルク公演のモーツァルト像です |
2006年は街中がモーツァルト,モーツァルトでした |
ついにはこんなTシャツまで登場しています |
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