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 日本100名城スタンプラリー


 72.吉田郡山城


 私のような東北の人間にとって,郡山といえば福島県を連想する(福島県郡山市),とはいえ今回のテーマは福島ではない.広島県の内陸部,中国山地に入ったところにある吉田郡山城である(郡山城という名前の城は奈良県に大和郡山城もありこちらも有名だ).
 ここは歴史的には戦国大名毛利氏の居城として知られている.毛利氏は鎌倉幕府の重臣だった大江弘元の流れをくむ一族で,室町時代になってから安芸に入り,以後この地の国人領主となっていた.16世紀の半ば毛利元就の時代に大きく発展し,元就の死後輝元の時代に広島に移ったものの,それまでの200年以上にわたって本拠地としていたのがこの郡山城である.
 中国山地の山間,吉田盆地に位置するこの城は,郡山という標高約400メートルの山全体が城郭という典型的な中世城郭となっている.その堅固ぶりは,天文9年(1540年)に尼子晴久の大軍に包囲されながらも,半年間に及ぶ籠城戦に耐え抜いたことでも知られている.山頂に本丸が置かれ,一段下がって二の丸,さらに 下がって三の丸という構造を中心に大小さまざまな曲輪が配置されていた.
 毛利氏が広島に移ると廃城となり,さらに江戸時代に

山全体が郡山城

麓に立つ記念碑

毛利元就の墓
 
再び破却されたため,現在では当時の様子をしのぶことは難しい.とはいえ訪れてみると山全体が城郭というスケールの大きさを感じることはできる.
 私が訪問した10月5日はあいにくの秋雨で,ぬかるんだ山道を歩くのは結構骨が折れた.
 (登城日 2008年10月5日)
 

二ノ丸から本丸を見る

大きな堀切

本丸
 
     
 
郡山城へのアクセス: 広島バスセンターから広島電鉄バス上根・吉田線で1時間30分,安芸高田市役所前下車(960円 時刻表),そこから徒歩10分ほどで城の昇り口です.  

スタンプの設置場所 歴史民俗資料館受付にあります.

登城のハード指数(★★☆ ややハードです) 山全体が城郭であるため,かなり歩かなければ様子がわかりません.


スタンプ
 


 

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