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日本100名城スタンプラリー
17.金山城
今の群馬県にあたる上州の地は戦国時代,上杉・武田・北条といった強力な戦国大名の勢力が拮抗していた土地であり,これら大大名の思惑に翻弄されてこの地の小勢力は生き残りのために非常に苦労していた.
群馬県太田市にある
金山城
もそうした小勢力の城でである.金山城が位置するのは太田市中心部からちょっと外れた標高236メートルの新田金山の山頂,新田(にった)とあるように新田義貞と関係がある土地で,文明元年(1469年)に金山城を築いた
岩松家純
も新田氏の流れだといわれている(金山城築城は新田義貞であるという説もあるらしい).山全体が城になっており,非常に堅固な城というイメージである.
金山城は戦国時代横瀬氏の支配となり,この間上杉謙信や武田信玄などの攻撃をたびたび受けたものの,その侵入を許すことはなく,ことごとく撃退に成功した.しかし天正十二年(1584年)に北条氏政の謀略によって城主の横瀬国繁が幽閉されたことにより,ついに金山城は開城となり北条氏の勢力化に入った.しかし,その後豊臣秀吉の小田原遠征によってその攻撃を受け落城,廃城となっている.
現在は国の史跡に指定,発掘調査が行われている.
中世の山城金山城
壮観な大手虎口
手前は月の池
中世城郭ゆえ建物は残っていないものの,石垣や土塁,堀などの遺構があり,また日の池・月の池などが復元 されている.私が登城した8月9日は当初晴天でしたが登城中曇り始め,しかも雷まで鳴り出したため慌てて下山する羽目になった.
(登城日 2008年8月9日)
復元の日の池
本城から下界の展望
城内には新田氏を祭る新田神社もあります
金山城へのアクセス: 東武伊勢崎線太田駅から徒歩40分くらい(タクシーなら10分程度).バスなどの公共交通機関はありません.車なら城跡の西側に駐車場があります.私は行きはタクシー帰りは徒歩でした.
スタンプの設置場所 日の池近くの休憩所内に置いてあります(盗まれないか心配です).
登城のハード指数(★★☆ ややハードです)
道は整備されていますが山城なのでそれなりに歩きます.
スタンプ
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