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 日本100名城スタンプラリー


 1.根室半島チャシ跡群



 日本100名城スタンプラリー,その第1番に位置づけられているのが,根室半島チャシ跡群である.チャシとはアイヌ語で柵や柵で囲われた砦を意味する.漢字では茶志という字を当てるので,JR北海道函館本線にある茶志内駅もこのチャシにゆかりがあるのではないかと思われる(ナイはアイヌ語で川の意なので,砦のある川という意味であろう).ちなみにチャシ跡という意味ではチャシコツというらしい.
 砦というと戦のための施設という印象だが,チャシには防御施設(いわゆる砦)としての機能の他に祭祀場や倉庫,見張り場としての役割があったのではないかと考えられている.
 チャシの成立時期は16世紀から18世紀ごろと言われており,本州以南では戦国時代から江戸時代にあたる.基本的に自然の地形を利用した造りとなっており,河野広道氏による以下の分類が知られている.

温根元漁港から眺めたオンネモトチャシの全景

チャシにはこのような標柱が立っているところが多く,見つける際の目印になります.
 
 1.丘先式: 岬などの突出した土地の先端を弧状の壕で区切ったもの
 2.面崖式: 崖の上の土地を半円形もしくは四角形の壕で区切ったもの
 3.丘頂式: 山や丘の頂周囲を壕で区切ったもの
 4.孤島式: 川の中州や湖上の島など周囲から孤立した土地をそのまま利用するもの

4種類のチャシの模式図
 
 現在では北海道全土に500か所以上のチャシ跡が確認されているが,その多くは道東地区にあり,とりわけ根室半島には30か所以上のチャシ跡が見つかっている.このうち24か所が国の史跡に指定されており,この一群が100名城に指定されているわけである.
 根室半島にある24のチャシ跡のなかで最もよく知られているのが,北海道最東端納沙布岬の近くにあるオンネモトチャシである.温根元小学校脇から小道に入り,海側を見るとなにやら標柱が立っていた.そこを目指して藪の中を進んでいくと,そこが目指すオンネモトチャシであった.
 岬の突端に形成されたチャシであるから,先の分類では面崖式ということになる.そういえばなんとなく壕が掘られている感じがした.
 その他いくつかのチャシを訪問したのだが,当時をしのばせる遺構としては壕を思わせる窪みのみであった.
 (登城日 2008年11月29日)

ノツカマフ1号・2号チャシの図

たしかに壕が掘られています.
 

ノツカマフチャシの案内板
   
オンネモトチャシ付近の地図
 

根室半島チャシ跡群へのアクセス: 代表的なオンネモトチャシへは,JR根室駅から納沙布岬行きのバス終点下車徒歩20分程度ですが,その他のチャシも回るならレンタカーなどが必要です.
 

スタンプの設置場所 JR根室駅前の観光インフォーメーションセンターにあります

登城のハード指数(★★☆ ややハードです) オンネモトチャシだけなら楽ですが,その他のチャシも見るなら,1日掛かりになります.


スタンプ


 

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