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 日本100名城スタンプラリー


 7.多賀城


 宮城県の中心地というとおそらく,100人中99人は仙台と答えるであろう.しかし仙台が栄えるようになったのは戦国末期に伊達政宗が本拠を仙台に構えるようになって以降の話である.「では昔の中心はどこだったのか?」というと,これが本日の表題多賀城ということになる.
 多賀城の始まりは奈良時代(養老8年 724年),ここに陸奥国府が置かれたことによる.ということは今から約1300年の話,なんと京都よりも古いことになる.

政庁跡近くにある多賀城碑
 
 当時東北地方は奈良の律令政府の支配下には入ってはいなかった.このためこの地域への進出をねらう律令政府によって,出先機関兼最前線基地として築かれ たのが多賀城であった.その後中央政府の支配地域が北に広がるにしたがって,前線基地は今の岩手県南部に移っていくのだが,その後も多賀城は陸奥国の政治の中心,国府として栄えたのである.しかし武士の時代(鎌倉時代以降)に入ると徐々にその役割を失い,戦国時代にはまったく忘れ去られた存在になってしまった.
 現在多賀城跡は発掘が進められ,かつての政庁跡や土塀などが復元されている.
 (登城日 2008年6月1日) 
 

政庁跡の石段

政庁の復元模型

政庁跡の土台
 
 
多賀城へのアクセス: JR東北本線国府多賀城駅から徒歩10〜15分です.   

スタンプの設置場所 多賀城市埋蔵文化財調査センター2階受付(政庁跡やJR東北本線国府多賀城駅からはかなり離れています.JR仙石線多賀城駅の近くです)

登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) JR国府多賀城駅から10〜15分程度です.ただスタンプのある埋蔵文化財調査センターからはかなり離れているので,モデルコースとしては仙台駅からJR仙石線で多賀城駅下車,徒歩10分の埋蔵文化財調査センター2階で見学およびスタンプを押し,そこでタクシーを呼んで政庁跡に移動(約1000円),政庁跡や多賀城碑を見学して,徒歩でJR東北本線国府多賀城駅に移動,駅前の東北歴史博物館を見学して仙台に帰るのがいいと思います.


スタンプ
 


 

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