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 日本陸軍一式砲戦車(ホニT)

 

 「あらゆる米軍戦車を撃破しえた日本軍唯一の戦闘車両」というのが,戦後米軍が下したこの戦車(厳密に言えば自走砲に分類されるべきであろう)に対する評価である(プラモデルの解説書より).昭和14年のノモンハン事件以降,欧米の戦車の威力を目の当たりにした陸軍では,より強力な火砲を装備した戦車の製造に取り掛かった.これにより一式戦車,三式戦車などの新型中戦車の開発が進められることになったが,より手っ取り早く作られたのがこの一式砲戦車である.要するに九七式中戦車の車体に九○式75ミリ野砲を取り付けたものである.元々野砲だった大砲を積み込んだため砲塔は開放式とされた(普通の閉鎖式の砲塔内でこんな大砲を撃ったらガスで乗員がやられてしまうため).昭和18年以降合計150輌余りが生産され主としてフィリピンの戦場に送られた.  
 



 

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