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 アメリカ陸軍M3スチュアート軽戦車

 

 第二次大戦初期から各地で使用されたアメリカの軽戦車(イギリスやオーストラリアにも貸与されていた)である.ちなみにM3と呼ばれる戦車には,リー,グラントといった中戦車タイプもある.重量12.7トン,装甲38mm,主砲は37mmと小ぶりの戦車であるが,最高速度60km/hという高速を生かして偵察や敵陣地に対する攻撃などに活躍した.軽戦車であるため対戦車戦闘にはあまり向いていないように思われるが,太平洋戦線では日本軍の戦車が貧弱であったため,九五式軽戦車や九七式中戦車との戦闘では大いに活躍した.代表的なのが1942年のペグー山系での九五式軽戦車との戦車戦である.スチュアートは攻撃力(戦車砲は37mmと九五式と同じだが、長砲身のため威力は勝っていた),速力,装甲全てにおいて九五式軽戦車を上回っていたのである(日本軍最強の戦車は鹵獲したスチュアートだといわれる所以である).私が製作したものはかなりいい加減な造りで塗装も米軍特有のオリーブグリーンではなく(たまたまオリーブグリーンを切らしていたと思われる),砂漠戦用になっている.37mm戦車砲もとれてしまっている有様である.  
M3スチュアートと九五式軽戦車の比較  
   M3スチュアート  九五式軽戦車
 重量  12.7トン  7.5トン
 全長  4.53m  4.3m
 最高速度  58km/h  40km/h
 航続距離  110km  250km
 最大装甲  38mm  12mm
 武装  37mm(53.5口径)  37mm(36.7口径)
 生産台数  12,574両  2,378両
 
 



 

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